モンテッソーリトレーナー資格講座の終了、おめでとうございます!
これまでモンテッソーリについて学んできましたが、いかがでしたか。
今まで教育や保育について学んだことのある方にとっても新鮮な知識がたくさんあったことと思います。
すでにモンテッソーリを子育ての場面で実践している人は、子どもたちの感じ方や捉え方に対して気づきを感じたりしているでしょうか?

ここで、モンテッソーリ教育を実践したある人のお話しをしたいと思います。
ある方は、自分の子どもの特徴について悩んでいました。
遊びや物事に集中し始めると呼びかけても返事をせずに没頭し、こだわりも人一倍強く、少し育てにくさを感じていました。
当時通っていた幼稚園では、みんなと同じことを一緒にしないといけない時間が多く、ストレスになってしまい、幼稚園に行くのを嫌がるように。
実際に自閉症なども疑ったりしたようですが、そんな時にモンテッソーリ教育を取り入れている幼稚園に出会ったそうです。
その幼稚園の見学に行き、まずその方が驚いたのは、普通の幼稚園にあるようなおもちゃが一切ないということでした。
モンテッソーリ独自の教具が置かれており、それが大変新鮮に感じたそうです。
さらに、先生方は子どもたちに何かすることを促すわけでもなく、子どもたちが自由に各々のお仕事に取り組んでいたそうです。
そんな場面を見て、ここは自分の子にあっているのではないかと感じ入園を決めました。
それからというもの、その方の子どもは持ち前の集中力をモンテッソーリ教育でさらに伸ばすことができ、楽しんで幼稚園に通うようになったそうです。
親としても、どのようにその子に接していけば良いかを幼稚園を通して身につけることができ、子育ての悩みも少しずつ減っていったそうです。

この方の事例のように、モンテッソーリ教育は今ままでの教育とは違った観点を持っているため、
幼稚園や保育園、学校に行くことに息苦しさを感じている子どもでも、
モンテッソーリ園で、生まれながらにもつ自分の長所を伸ばせ、のびのびと活躍できる可能性があります。
子ども自身が持つ「自己教育力」を信じ、子どもの思いやその時期にあった成長を尊重しながら子育てをしていきたい方は、ぜひ明日から取り入れてみましょう。
今後の進め方について
カリキュラム内容の終了
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モンテッソーリ教育を生活の中で実践
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学習を進め、練習問題で試験対策を行う
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検定試験受験
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試験合格後、ディプロマ取得
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実践を重ねながら自分が求めている形での活動を進めていきましょう。
まずは生活の中で実践し、そして検定試験を受験しモンテッソーリ教育についての知識がどれぐらい身についたか確認しましょう
モンテッソーリトレーナーとしての知識を習得したあとは、自分の子育てに役立てたり、家族や友人で悩んでいる人がいたら、その知識を活用してあげてください。
例えば・・・
- 子育て中の人は、ママ友などに実践方法を教えてあげる
- 専門職として働いている人は、社内で実践できるよう会社に相談してみる
- すでに知育講師などのインストラクターであれば、レッスンにモンテッソーリを組み込む
- ブログやSNSで発信して、多くの人と知識を共有する
資格は、取得した後の活用が大切です。
セミナー講師&教室開催マスター特別講座もありますので、
モンテッソーリ教育の講師としての働き方を学んでみてもよいでしょう。
モンテッソーリ教育法は、子ども自身の能力を自由にのびのびと育てることで、自主性を身につけられる素晴らしい教育方法です。
ぜひ、ご自身のお子様へ、教育現場における子どもたちへ、様々な場面で役立てて、子どもたちの能力を開花させてあげてください。